(Netflix/ブラック・ミラー引用)
ブラック・ミラー シーズン5の3話目、
「アシュリー・トゥー」の解説・感想などをネタバレ有無でお届けします。
アイドル的人気のアーティスト「アシュリー・オー」に憧れる少女と
アシュリー本人がテクノロジーを通じて接点を持っていくお話です。
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ブラック・ミラー|シーズン5「アシュリー・トゥー」あらすじ(ネタバレなし)

ブラック・ミラー引用
世界的女性アーティストのアシュリー・オー。
ポジティブな曲で、若者を中心に絶大な人気を誇っている。
アシュリーには、やり手のマネージャーである叔母がおり、
叔母は、新たな展開としてアシュリーの性格を再現した小型ロボット、
アシュリー・トゥーを販売する。
しかし、アシュリー本人はアイドルとしての自分に
うんざりしており、精神的に追い詰められていた。
一方、内気な性格の上、転校したばかりで
友達のできない少女レイチェルはアシュリー・オーの大ファン。
15歳の誕生日に父親からアシュリー・トゥーを買ってもらう。
アシュリー・トゥーは人工知能ながら
レイチェルの良き友人となり、
レイチェルはアシュリー・トゥーに夢中になる。
______ネタバレなしここまで______
アシュリー・トゥー|あらすじ(ネタバレ有)
命令に従わないアシュリーを、
叔母は薬で眠らせ昏睡状態にしてしまう。
その後、特殊な装置でアシュリーの脳をスキャンし
脳内から新曲を取り出し、ホログラムを使った
ヴァーチャル・アイドルとしてデビューさせようとする。
アシュリー・トゥーにハマりすぎたレイチェルは、
一度、姉にアシュリー・トゥーを隠されてしまうが、
アシュリー本人が昏睡状態になったニュースを聞き、
レイチェルの元に返される。
その際にアシュリー・トゥーを床に落とし故障してしまうが
修理する過程でアシュリー・トゥーはリミッターが
外れた状態で再起動する。
アシュリー・トゥーは、
アシュリー本人の脳をコピーしたAIに
都合の良いリミッターをかけた存在だった。
リミッターの外れたアシュリー・トゥーは
アシュリー本人の昏睡は、叔母の仕業と考え、
レイチェルとともに救出に向かう。
アシュリー・トゥー|感想・考察(ネタバレ有)

ブラック・ミラー引用
力作ぞろいだったシーズン5の
最終話ということで、期待していたのですが、
シーズンフィナーレのお話としてはイマイチかなという印象でした。
(十分よくできてはいるんですが…)
アシュリー・オーは
アリアナ・グランデあたりのオマージュでしょうか。
自分のやりたい曲と世間のイメージのズレに苦しむというのは
よくある葛藤ではあります。
そこにAIであるアシュリー・トゥーが入ることで、
ストーリーが飛躍的に広がる!ということもなく、
レイチェルとその姉ジャックが救出に向かうという
オーソドックスな展開に。
(姉ジャックはザ・スミスとか好きなんだろうな、
とか思ってたらソニックユースとかピクシーズのファンだった。
舞台がアメリカだけに微妙に設定がアメリカナイズド!)
ブラックミラーお得意の皮肉めいた終わり方もなく、
自分のやりたい方向性を選んだアシュリーは、
ジャックとともにオルタナ風バンドを結成しハッピーエンド。
虚像のアシュリーが好きだったレイチェルは、
バンドをやってるアシュリーは受け入れられないだろうなぁ…。
このお話でもっともトクしたのは、
強力なフロントマンとともにバンドを結成できた
姉ジャックでしょう!
ミュージシャンが「本当にやりたい方向性」にシフトチェンジして
成功したことってあんまり聞いたことないので、
アシュリーのバンドも推して知るべし、って感じですが、
本作は「やりたいことは我慢せずに挑戦しよう!」
というメッセージなのかもしれません。
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最後にしてはがっかりでしたね…。マイリーの為の作品って感じでいつものブラックミラーとは違いましたね。